今日は、郡上に住んでいる和裁士の方とお会いしてきました。
小学校2年生のお子さんが書いてくれた似顔絵♪
めっちゃ嬉しい!!
かわいい!!
昨日の続きなのですが、
秋山さんの本、教育についての章がとっても面白いです。
お子さんがある日学校に行かないと言った時、
家族と全く喋らなくなった時、
仕事で1週間ご飯を作ってあげられないとき、
子供の不注意によって自分が大怪我をしたとき。。
対応がとても面白いです。
もう常識を越える。
お子さんは自分の行動にとやかく言われるのをとても嫌う人みたいで、
ボロボロの服や靴を着たままだからみんなが心配するらしいのだけど、
何か言うと余計なことするな!と怒るそう。
世間的には、
何着てるの恥ずかしい!新しいの買ってきたから着替えなさい
謙虚になって人の意見を聞きなさい
大人の言うことを少しは聞きなさい
と自分でも言ってしまいそうなところなのだけど、
秋山さんはそんなお子さんを超自由に、信頼して、見守ってる。
絶対に子供を否定しない。一人の人間として、心から尊重しているので本当にすごいなと思います。
(この文章だけだと説明不足で誤解が生まれそうなので、気になった人は本読んでね)
そしてその結果、自分の父親の態度にお子さんは心から救われたんだと思う。
「親だからといって、食べる物を強制して言い訳ではないと思います」
とも書いてありました。
「◯◯ちゃん、挨拶しなさい」
「食べなさい」「お礼を言いなさい」
っていう言葉を日常的に聞くけど、もしかしたら違うのかもって思います。
自分が親だったらできるのかな〜?
世のママとパパはすごいね
でもなんとなく、郡上の子育てママさんは今まで会った方はみんな素敵だなと思います。
最初郡上に来た時、おおらかでびっくりしたくらい。
でも子供を叱らないって
まず、「自分がいい加減な親だと思われたくない」っていう周りの目を越えないといけないものね〜
自分に対する周囲の目ではなくて、目の前の子供の自由を完全に尊重できるか?
なの?想像の範囲ですが。
子育ての経験が無いから分かんないけど。
でも、小さい頃、6歳下のまだ赤ちゃんだった妹に
「あれしちゃダメ!!」「これしちゃダメ!!」ってよく言っていた気がします。
お姉ちゃんを振りかざして、大人のマネして、叱ってみたりしていた気がする。
子供に限らず、友人、家族も同じ。
私は、3日間もお風呂に入らないおばあちゃんに「お風呂入りなよ」と行動を強制して言い訳ではないし
(まぁ今でも「お風呂空いたよ」「今日は入らん」「ふ〜ん」という会話しかしないけど)
夜中起きてきてお菓子を食べるおばあちゃんに「食べるのやめな」と行動を強制して言い訳ではないものね。
先日友達が、「愛を持って放っておいて欲しいよね。あと想像力」と言っていました。
本当にそうだと思う。
そして同時に、謎にいつも水が溜まったコップを使って入れ歯を洗うおばあちゃんに
「何それ〜コップ汚いから洗いなよ」なんて言わなくていいんだと思う。
私が小さい頃から続けている、昔からの習慣なのです。
そして同時に、私はそれを見て「うえ〜〜」って思う自由。
そのコップに近づかない自由がある。笑
枝豆だって生の方が美味しいかもしれないし。(過去記事参照)
お風呂ももしかして3日に1度くらいのほうが身体にいいかもしれないし
夜中に食べるお菓子は最高に美味しいかもしれない
それでお腹壊していたとしても、それはおばあちゃんのやりたいことかもしれない。
それだけのこと。
おわり。
それがいいかなと最近は思います。
自分の中の常識をどんなに些細なことに関しても押し付けないこと
お互いの自由を侵さないというのは、
忘れがちだけど、
心の底からそれができたら、面白そうな世界だなと思います。