私のお部屋から見える景色。
今朝は真っ白!
日本の四季の美しさ!
東京にいる時は
ここまで全身で
季節を感じ切るような感覚は無かったので
とても新鮮です。
おじいちゃんは朝から雪かき。
おじいちゃん!
洗濯物取り込んで!笑
ももひき凍るよ!!
さてさて、今日は
真冬の石徹白を体験すべく、
今日は石徹白洋品店の向かいにある
いとしろ旅館に泊まり込みでお仕事です!
自家用車だと危ないので、ローカルバスを乗り継いで石徹白まで行きました。
郡上八幡もかなりの雪でしたが、
石徹白へ近づくたびに吹雪が厳しくなります。
真っ白な世界を眺めているうちに、
雑念がなくなっていくような感覚がありました。
頭の中も真っ白。
石徹白洋品店の店主である平野さんが、
「石徹白は冬が厳し過ぎるせいか、田舎特有の必要以上に干渉し合うような感じが無い」
「移住してもとても住みやすい」
その、人に干渉したり余計なことを考えなくなるような感じが
少し分かる気がしました。
干渉しないというより、
干渉できない
そういうことを考えるような気にならないような。
問われるのは生命力のみ
という感じがします。
こういう場所で生まれたものはとてもクリアなんだろうな
だから逆に、都会のカオスから生まれる物も同時に面白くって
クリアなここから生まれるものは「毒気」みたいなものがなくなってしまうのでしょうか
もしそれがあるとすれば、
鋭利で
雪女のような
つららのような
鋭い殺気のようなものかもしれない
でも、
そんな狂気も雪に覆われて封印されてしまいそうなくらいの豪雪。
こんなにお空から降ってくる白いものが
しんしんと降り続くと
自然の力をまじまじと見せつけられる感じで
白い世界の前では
真っ赤な血の赤も
木の葉の緑も
青空も
完敗
雪女にしてみたら
人間の作るカオスも可愛らしいものでしょうか
冬が厳しい地域で
家の中で手仕事が進む気持ちも何となくわかるかも。
自然の大きな力感じながら
それとバランスをとるように
刺繍とか。パッチワークとか、編み物とか。。
こたつの中で
暖炉の前で
ミクロの世界を作り上げたくなる ような
逆に、
あったかくて さんさんと陽の光が降り注いで
海が広がって 陽気な音楽がかかっていたら
「ったくなにチマチマやってんだよ!踊りに行こうゼ☆」
と言いたくなってしまうかもしれない。
(言わないかもしれない)
そんなことを思いながら美しい冬を体験中です。