先週1週間、イタリアとデンマークへ旅行していました。
イタリアはミラノ。
とぉぉっっても楽しかったです。
色んな国を旅行しているお友達とミラノのホテルで合流したので、英語が話せない私も彼女のおかげでなんとかなりました。
それから、ミラノに住んでいるお友達とも会って、彼女の職場に遊びに行ったり、ご飯を食べたり。
(お友達の働いているデザインオフィス。すてき!)
ミラノに8年程住んでいる彼女と、1年程ワーホリしながら海外に住んだお友達との会話は、私の知らない世界の事情を教わるとても良い機会となりました。
(2人ともありがとう!感謝です。)
日本にいると、日本と中国と韓国とアメリカとISとヨーロッパ全般・・・の情報が殆どだと思います。
もはや日本語に限定されると世界情勢を知りにくい。
でも、今回ロシアとか、グルジアとか、トルコだとか、、
私のあまり知らない国の人達と、彼女達が実際に過ごして体験したことを教えてくれました。
生まれた国によっては、
生きていく為に、5カ国語以上を話せる人達がたくさんいることを知ったり。
男女平等にとか、女性の権利とか、言いながらも、それを訴えることすらありえない環境
常に、女性がレイプされてもおかしくない国、、
英語勉強したいんだよねぇ〜
と言いながらダラダラ英会話教室に通い続けても話せず、日本語しか話せなくても不便のないこの環境。
私達には私達のあらゆる問題がありながらも、日本に生まれたことだけで、いくらか死の危機を回避されているのかもしれないと思いました。
あまりに悲惨な状況に、悲して、考え深くもありました。
でも、だから平和ボケしているだとか、日本人は幸せだよ、というふうに感じたのではなくて、
生きていく上での個々の悩みにレベルなんて無いんだと思います。
なんというか、、
例えばだけど
とにかく生きる為に、仕事を得る為に、外国語を勉強している20歳の人がいたとしても
内定を何社も貰いつつも、やりたいことが分からなくて悩んでいる20歳の人も、
好きな人にフラれてご飯が喉を通らない20歳の人も、
それぞれであって、
こっちの人のほうが苦労してるから偉いとか、こっちの人の悩みは取るに足らないから、苦労を知らないとか
そんなことは存在しないのだと思います。
私には、私の悩みとか、楽しいことがあって、それはそれなのだと思います。
だから、
私の悩みは取るに足らないから、もうどうでも良いや、じゃなくて、
だからこそ、忠実に向き合ったら良いと思います。
今晩のご飯を何にしようか、どんな楽しい夜にしようか、気楽に真剣に楽しもうと思います。
他の国の、色んな人がいるのだと言うことを知れたのはとても良いことでした。
(ミラノにあるお城 。名前忘れちゃった。)
それから、とっても日本が好きになりました。
帰ってから、日本の景色を見るのがとても楽しみ!
郡上の山に早く会いたい!
ドイツ、イタリア、デンマーク、フランス、ベルギー、、ヨーロッパでも、まだ一部しか見ていないけれど、
それでも、日本ってヨーロッパと全然違うという当たり前のことを体感しました。
ゴシック様式やロココ様式のデコラティブな教会やお城を沢山見て、
ヨーロッパ内でも勿論みんな違う。
でも日本に比べたら違いが小さくて、日本って本当に独自の文化があるのだなぁと。
旅行行って帰ってきた人にありがちな何の面白味もない感想かもしれないけれど、
身を持って感じると、なかなか新しい感覚です。
そして、私は私で良いのだと思いました。
ヨーロッパかぶれしたりだとか、何かっぽくならなくてよいのだと。
沢山の違いを見て、自分に戻ってきたような感じがありました。
チャーオ!!(イタリアかぶれ)